最近よく耳にすることばに終活があります。人生の終わりに向けて事前に準備をすることですが、単に身辺整理の意味合いだけでなく、今までの人生を振り返り、残りの人生を充実させ納得のいく最後を迎えよう、という前向きな活動ともいえます。
死は誰しも避けられないこと。自分にもしものことがあったとき、決めておくべきことはたくさんあります。葬儀やお墓のことや財産や相続のことなど、残された家族の負担を少しでも減らすためにも、自分の意思をはっきりさせておくことが必要です。
たとえばエンディングノートなどを活用して、自分自身についての情報を残したり、もしものときに関する要望などを書きとめておくと、自分も家族も安心していられます。また日頃から荷物の整理を心がけ、不要なものを少しづつ処分することもたいせつです。
これらの作業は自分の気持ちの整理にもなり、自分と向き合うよい機会になります。まずはできることから始めてみてはいかがでしょうか。
いざ葬儀を執り行う場合、誰を呼んだらいいのか、知らせたらいいのか分からないということもあるでしょう。故人の遺志を出来るだけ尊重したほうがよいですが、交流関係など親族には分からないこともあるので、終活を行って自分の葬儀の際に誰に連絡をして欲しいのかなどを決めておくとよいでしょう。
どういう式にしたいのかという大雑把なことから棺のタイプ、納棺の際に入れて欲しいものなど細かく指定をすることも出来るようになっています。専用のノートもあるので、そこに記載をしていくだけでもどういう形にすればいいのか、ということが分かってきます。
資産に関しても遺しておくことが出来るので、色々とメモをしておくという人も多いです。ノートに記載するだけではなく、実際に式の体験を行うことが出来るところもあるので、参加をしてみるのもよいでしょう。
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